イタリア
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ムソリーニ時代のイタリア。当時の刑務所は貴重な労働力の供給源でもあった。
そんな刑務所に友好国日本から視察員がやって来た。労働者達は日本人をイタリアらしい歌でもてなすように命令された。丁度よく元歌手がいたのだ。
日本は密偵を先行させて極秘調査をしていた。
事前報告を読んだ視察員は、食糧難のイタリアは敗北が近いと判断した。
以下、密偵が壁越しに聞き取った労働者達の声。
「餌に難癖で、餌減って… 」
「嘘だろ嘘だろ!」
「あと少しぐらいも無理だって。ダメのポーズ… 」
「ダメのポーズ。」
「あとの午後紅茶もふいね。」
「減らすな、減らすな!」
「疲労困憊、過労死だ!」
「くわばらくわばら… 」
やんのやんの(聞き取れず)
「もはや無駄。」
やんのやんの(聞き取れず)
「もはや無駄!」
「無理繰り無理無駄、無理繰り無理無駄… 」
「やんになった、やけだ!」
「無理繰り無駄!」
そんな刑務所に友好国日本から視察員がやって来た。労働者達は日本人をイタリアらしい歌でもてなすように命令された。丁度よく元歌手がいたのだ。
日本は密偵を先行させて極秘調査をしていた。
事前報告を読んだ視察員は、食糧難のイタリアは敗北が近いと判断した。
以下、密偵が壁越しに聞き取った労働者達の声。
「餌に難癖で、餌減って… 」
「嘘だろ嘘だろ!」
「あと少しぐらいも無理だって。ダメのポーズ… 」
「ダメのポーズ。」
「あとの午後紅茶もふいね。」
「減らすな、減らすな!」
「疲労困憊、過労死だ!」
「くわばらくわばら… 」
やんのやんの(聞き取れず)
「もはや無駄。」
やんのやんの(聞き取れず)
「もはや無駄!」
「無理繰り無理無駄、無理繰り無理無駄… 」
「やんになった、やけだ!」
「無理繰り無駄!」
その他
公開:19/07/17 10:03
更新:19/07/17 10:11
更新:19/07/17 10:11
イタリア
歌
54字に収まらなかったアイデアの捌け口。
あまり人の作品は読みませんので、悪しからず・・・
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