責任放棄
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この眠さはなんだ?
明日まで時間が無いというのに
自分を甘くしてみるか。
でもやらないと後悔するかもしれない。
この眠気には勝てそうもない。
仕様がないからな。
そして締め切りの原稿を机に置いた。
電話が鳴る。
「先生、明日の原稿を今日の日付が変わる
頃に上げてください」
僕は消えてしまいたいと思った。
そしたら今号の原稿は誰が書くのだろう?
クククッ。
次第に笑いが込み上げてきた。
電話を手に取り、出版社にかけた。
「編集者さん?今号の原稿ね、ペットの犬に書かせます
からね、えっ?ペットノイヌは外人ですかだって?
まあ、そういうもんです。だから彼がやってくれますから
心配しなくて結構ですよ」
相手の反応は上々だった。
これで良し。
明日にはもぬけの殻。
コイツには悪いが、これも
仕事だと思ってくれ。
頭を撫でてやると
「わんっ、」
と元気に鳴いた。
「クククッ、明日が楽しみだ」
明日まで時間が無いというのに
自分を甘くしてみるか。
でもやらないと後悔するかもしれない。
この眠気には勝てそうもない。
仕様がないからな。
そして締め切りの原稿を机に置いた。
電話が鳴る。
「先生、明日の原稿を今日の日付が変わる
頃に上げてください」
僕は消えてしまいたいと思った。
そしたら今号の原稿は誰が書くのだろう?
クククッ。
次第に笑いが込み上げてきた。
電話を手に取り、出版社にかけた。
「編集者さん?今号の原稿ね、ペットの犬に書かせます
からね、えっ?ペットノイヌは外人ですかだって?
まあ、そういうもんです。だから彼がやってくれますから
心配しなくて結構ですよ」
相手の反応は上々だった。
これで良し。
明日にはもぬけの殻。
コイツには悪いが、これも
仕事だと思ってくれ。
頭を撫でてやると
「わんっ、」
と元気に鳴いた。
「クククッ、明日が楽しみだ」
その他
公開:19/07/16 23:03
小脇 進と申します。
まだ小説も、ショートショートも書くのは初心者です。
※最近は詩作を中心に活動しています。
「分かってないなあコイツ」
と思っても、温かく見守っていて下さい。
よろしくお願いします。
2019年5月19日(日)17時55分頃より始めました。
以上です。
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