タダの自販機
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「なあ、100円玉無い?」
「えっ、今細かいのないなあ、なんで?」
「喉乾いたんだよな、金がなくて」
僕は急に言われても困るなあと思いながら
友達の陸と喋っていた。
部活の帰り道。
辺りは薄暗くなって、
もう虫も鳴いていた。
「なあ、あの自販機狙わないか?」
「えっ、あの噂のか?」
それは学校で噂されていた無料の自販機だった。
ただしルーレットでど真ん中を当てないと出てこない。
しかも的も動くから中々当たらないのだ。
注意書き。
当てたらどうぞ。
外れたら100円分の精神力を頂きます。とある。
なんだよ精神力って?良く分からない仕組みだ。
陸はいつの間にかルーレットをしていた。
そしてなんと彼は見事に当てたのだ。
「ラッキー、お前もやってみろよ」
陸は上機嫌だった。
でも僕は彼の誘いには乗らなかった。
昨日試して外したからだ。
おかげで今日のパフォーマンスは最悪。
見事に自販機にやられた。
「えっ、今細かいのないなあ、なんで?」
「喉乾いたんだよな、金がなくて」
僕は急に言われても困るなあと思いながら
友達の陸と喋っていた。
部活の帰り道。
辺りは薄暗くなって、
もう虫も鳴いていた。
「なあ、あの自販機狙わないか?」
「えっ、あの噂のか?」
それは学校で噂されていた無料の自販機だった。
ただしルーレットでど真ん中を当てないと出てこない。
しかも的も動くから中々当たらないのだ。
注意書き。
当てたらどうぞ。
外れたら100円分の精神力を頂きます。とある。
なんだよ精神力って?良く分からない仕組みだ。
陸はいつの間にかルーレットをしていた。
そしてなんと彼は見事に当てたのだ。
「ラッキー、お前もやってみろよ」
陸は上機嫌だった。
でも僕は彼の誘いには乗らなかった。
昨日試して外したからだ。
おかげで今日のパフォーマンスは最悪。
見事に自販機にやられた。
その他
公開:19/07/14 21:29
小脇 進と申します。
まだ小説も、ショートショートも書くのは初心者です。
※最近は詩作を中心に活動しています。
「分かってないなあコイツ」
と思っても、温かく見守っていて下さい。
よろしくお願いします。
2019年5月19日(日)17時55分頃より始めました。
以上です。
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