覗き愛

15
17

彼氏が出来た。毎日毎日彼のことを考えてしまう。こんなにも彼のことを想っているのに、彼は私のことをどれくらい考えてくれたりするんだろうか。彼の心を覗きたくなった。
彼がウチに泊まりに来た。隣ですやすや眠る彼。

覗きたい。

彼の胸に自分の鼻を押し込んだ。

ズブズブ……そのまま彼の体内に頭を沈める。

彼の職場のデスクが見える。右側の引き出しにきらきら光る何かが見えた。
ズブズブズブズブ……右手で内臓をおしのけると引き出しを開けることができた。中の四角いケースをパカッと開くとダイヤの指輪が現れた。

これはまさか……

期待で胸をふくらませたせいで、私の鼓動が彼の心臓にダイレクトに伝わったらしい。
「何してるんだよ……」
彼が目を覚ました。クスッと笑い声。私はあわてて彼の体内から自分の頭と右手を抜いた。彼は私の左手薬指をそっと撫でた。
「結婚してください。で、次は俺の番。」
ズブリ。
恋愛
公開:19/07/13 20:40

夜野 るこ

  夜野 るこ と申しますm(_ _)m!
(よるの)

2019年の夏からSSGでちまちま書いております!皆様の心に残るような作品を書けるように、楽しみつつ頑張りたいと思います!

目標は読者様のお気に入りになる作品を書くことです!

最近はほんわかした話を書きたいと思っていても何故かホラーテイストになる呪いにかかっています(--;)

どうぞよろしくお願いします(*˙˘˙*)

 

コメント投稿フォーム

違反報告連絡フォーム


お名前

違反の内容