警察署認定・爆弾取扱所

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プロ野球選手になって3年目。海外からも注目され、これからだという時に俺の肩に爆弾が見つかった…
その爆弾の大きさに名医と呼ばれる者達も匙を投げた。
そして俺は最後の望みをかけてここにいる。
爆弾取扱所。
ここは文字通り、あらゆる爆弾に精通している。聞けば体内の爆弾ですら、処理できると聞いた。
俺は藁にも縋る思いで爆弾取扱所の扉を開いた。
「事情は分かりました。すぐに手術しましょう。1分1秒でも早く爆弾を解体するのが我々の仕事です」
さすが爆発物処理のプロ。慎重かつ丁寧な術式のおかげで俺の体には傷一つ残っていない。
これで晴れてまた現役復帰できる。喜ぶ俺に「私達も応援していますよ」と爆弾処理班が言ってくれた。

ちなみに、その爆弾はどうするんですか?と、聞いてみた。
私のファンだという爆弾処理班は特別に教えてくれた。
「スリや空き巣の常習犯の体に埋め込み、再犯が出来ないようにするんですよ」
SF
公開:19/07/11 18:36

幸運な野良猫

元・パンスト和尚。2019年7月9日。試しに名前変更。
元・魔法動物フィジカルパンダ。2020年3月21日。話の流れで名前変更。
元・どんぐり三等兵。2021年2月22日。猫の日にちなんで名前変更。

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