ときめきダンス

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気分は上々。
体は勝手に踊りだす。
今日は家の庭で大オフ会だ。
50人ぐらいが集まって立食会のようだ。
「よっ、どうよオフってる?」
「なんだよ、オフってるって。日本語言え、
日本語を」
僕の隣で二人の友達が喋っている。
それを聞いているだけで楽しい。
「ねえ、君は喋らないの?」
一人の若い女性が話しかけてきた。
「いや、そんなことは無いよ」
僕は答える。
「これから、BGMを流すみたいだから一緒に踊らない?」
女性はお酒は飲んでいないみたいだが、
顔が緩んでいるようだった。
僕は断る理由もないので踊ることにした。
BGMはモダンジャズ。
軽快なステップで、彼女が披露した。
周りから拍手が起こる。
僕も踊ってみたが、なんだかマリオネットのように
ぎこちないものだった。
曲が終わり、踊りきった彼女に拍手が贈られた。
この場にいる誰もが彼女を褒め、
「GOODだ!」のサインを彼女は僕に見せた。
青春
公開:19/07/10 21:49

小脇 進( 埼玉県 )

小脇 進と申します。
まだ小説も、ショートショートも書くのは初心者です。
※最近は詩作を中心に活動しています。

「分かってないなあコイツ」
と思っても、温かく見守っていて下さい。
よろしくお願いします。
                                                                               
2019年5月19日(日)17時55分頃より始めました。
以上です。

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