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ある日、公園を散歩中にびっくり箱を拾った。蓋を開けると中は空っぽだった。
フニャアア!
いきなり猫が飛びかかってきた。悲鳴をあげると、猫はすぐに走り去ってしまった。
なんなのよ、もう。
「どうしました?」
ジョニング中のイケメンが声を掛けてきた。
「いえ…」
「びっくり箱ですか?」
「これはただの箱で」
閉じていた蓋を開けると、いきなりイケメンが私に抱きついてきた。
「えええ!?」
「す、すいません!」
イケメンも自分の行動に目を白黒させていた。
これはまさか、びっくりを呼ぶ箱?
私はイケメンとの次の展開に期待して、箱を閉じてから、もう一度開いた。
「あんた、人の彼氏に何やってんのよ!」
まさかの彼女登場だ。
「好きです。つきあって下さい」
何言ってるの、イケメン!?
「ぶっ殺してやる!」
彼女が包丁を取り出した。
「君は早く逃げろ!」
私をかばうイケメン。
びっくりが止まらない。
フニャアア!
いきなり猫が飛びかかってきた。悲鳴をあげると、猫はすぐに走り去ってしまった。
なんなのよ、もう。
「どうしました?」
ジョニング中のイケメンが声を掛けてきた。
「いえ…」
「びっくり箱ですか?」
「これはただの箱で」
閉じていた蓋を開けると、いきなりイケメンが私に抱きついてきた。
「えええ!?」
「す、すいません!」
イケメンも自分の行動に目を白黒させていた。
これはまさか、びっくりを呼ぶ箱?
私はイケメンとの次の展開に期待して、箱を閉じてから、もう一度開いた。
「あんた、人の彼氏に何やってんのよ!」
まさかの彼女登場だ。
「好きです。つきあって下さい」
何言ってるの、イケメン!?
「ぶっ殺してやる!」
彼女が包丁を取り出した。
「君は早く逃げろ!」
私をかばうイケメン。
びっくりが止まらない。
ファンタジー
公開:19/07/05 06:41
月の音色リスナーです。
ようやく300作に到達しました。ここまで続けられたのは、田丸先生と、大原さやかさんと、ここで出会えた皆さんのおかげです。月の文学館は通算24回採用。これからも楽しいお話を作っていきます。皆さんよろしくお願いします。
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