ねこぷん
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私達は四千年前に栄えたと言われるスコティッシュ王国の遺跡に潜入した。
猫型の古墳、通称ねこぷんだ。
大きな円形の石と小さな三つの丸い石、そこが遺跡の入口だ。入口は人一人分がギリギリ通れる大きさで、中の狭い通路を進んでいくと小さな部屋に出た。
猫目石のイヤリングや猫耳のティアラ、かぎしっぽの宝杖などの見た事が無い財宝に溢れていた。
しかし私達の目的はこれではない。
王国の最大権力者マンチカン王のミイラだ。
奥に進むと魚の形をした棺桶が置かれていた。
私達はその棺桶に近づき、ゆっくりと蓋を開いた。
ぎにゃにゃにゃにゃにゃ。
私達は棺桶の中を覗いた。
大きな手の平が2つ見えた。
パンッ!
気がつくと私達は入口に立っていた。
「教授!これはまさか古文書にあった猫だましですか?もう一度調査に行きましょう!」
「いや、無理だ」
私達全員は太った力士に変わり果て、狭い狭い入口を見つめていた。
猫型の古墳、通称ねこぷんだ。
大きな円形の石と小さな三つの丸い石、そこが遺跡の入口だ。入口は人一人分がギリギリ通れる大きさで、中の狭い通路を進んでいくと小さな部屋に出た。
猫目石のイヤリングや猫耳のティアラ、かぎしっぽの宝杖などの見た事が無い財宝に溢れていた。
しかし私達の目的はこれではない。
王国の最大権力者マンチカン王のミイラだ。
奥に進むと魚の形をした棺桶が置かれていた。
私達はその棺桶に近づき、ゆっくりと蓋を開いた。
ぎにゃにゃにゃにゃにゃ。
私達は棺桶の中を覗いた。
大きな手の平が2つ見えた。
パンッ!
気がつくと私達は入口に立っていた。
「教授!これはまさか古文書にあった猫だましですか?もう一度調査に行きましょう!」
「いや、無理だ」
私達全員は太った力士に変わり果て、狭い狭い入口を見つめていた。
ファンタジー
公開:19/07/05 22:42
更新:19/07/06 08:40
更新:19/07/06 08:40
猫
ねこぱぴぷぺぽ
たらはかに
https://twitter.com/tarahakani
猫ショートショート入選 「猫いちご ・練乳味」
渋谷ショートショート入選 「スク・ラブラブ・ランブル交差点(哀)」とか。
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