自動化するお化け

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夏になった。暑い。
「日本でみんな涼しくやろうよ」
こう言う遊園地がある。
お化け屋敷。
人間。
お化け役。
かと思えば、自動化お化けの登場。
演技で恐怖を掻き立てる。
お客からは上々の反応だ。
人手不足の解消。
人間はいらない。
お化け屋敷で働くのは人ではない。
仕事は無くなった。
いつの間にか、
オレオレ詐欺の退治グループに入り、
「使えるな君」
そう言われ、
相棒の自動化お化けと一緒にパトロール。
いつの間にか、警察も大部分が
自動化お化けに切り替わった。
今日もパトロボカーと街を走る。
外は、自然と人間、自動化お化けが
共存して世の中を動かしているようだ。
SF
公開:19/07/02 23:34

小脇 進( 埼玉県 )

小脇 進と申します。
まだ小説も、ショートショートも書くのは初心者です。
※最近は詩作を中心に活動しています。

「分かってないなあコイツ」
と思っても、温かく見守っていて下さい。
よろしくお願いします。
                                                                               
2019年5月19日(日)17時55分頃より始めました。
以上です。

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