繋がらない心

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好きよ、好きよ、大好きよ。

だけどあなたにいくらそれを伝えても、きっとあなたの心には響かない。

大粒の涙をこぼし泣き出した灰色の空に、稲妻が走る。

頭のてっぺんから爪先までずぶ濡れになったあなたに走り寄り、傘を差し掛ける。

あなたは色の無い瞳でわたしを見つめ、つぶやいた。

つらいのだ、と。
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公開:19/03/29 08:25

きざはしと同一人物。
140字小説を書きます。

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