恋、とは
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瞬きをするよりも短い口付けだった。
ハッとしたときにはもう唇は離れていて、目の前であなたが顔を真っ赤にしていた。
その意味も理由も何もかもわからない莫迦な私は、あなたをじっと見つめることしかできない。
ふいにあなたが口を開く。
今まで生きてきた中で、初めてぶつけられた言葉を呟く。
私、は。
ハッとしたときにはもう唇は離れていて、目の前であなたが顔を真っ赤にしていた。
その意味も理由も何もかもわからない莫迦な私は、あなたをじっと見つめることしかできない。
ふいにあなたが口を開く。
今まで生きてきた中で、初めてぶつけられた言葉を呟く。
私、は。
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公開:19/03/30 07:50
きざはしと同一人物。
140字小説を書きます。
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