花神異聞~番外編~3
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「ごめんなさいツムオさん! 今すぐ……え?」
イサナミの動きが止まる。目の前の現実をうまく理解できずにいた。
「きゃあ!」
ほかのメイドから悲鳴が上がる。程なく店内は騒然となった。
「ツムオさん、あの、服が」
必死に声を絞り出すイサナミ。
ツムオは、パンツ一丁で座っていた。
ツムオは進退窮まっていた。そして興奮していた。
だが、今はそんなことを言っている場合ではない。早急に何とかしなければ、鉄格子の向こうで一晩過ごすことになる。
アベルさん!
ツムオはアベルに助けを求めた。
アベルはツムオから顔を背け、手で口元を抑えている。
あれ? これ、アベルさん笑ってない? なんか肩が小刻みに震えてるんだけど。
やばい。何がやばいって、こんな状況なのに興奮が止まらない。
あ、メイドさんの一人がスマホ持ってる。
あー、もう通報する。まだ早いんじゃないかな。
「ツムオさん!」
アベルの声がした。
イサナミの動きが止まる。目の前の現実をうまく理解できずにいた。
「きゃあ!」
ほかのメイドから悲鳴が上がる。程なく店内は騒然となった。
「ツムオさん、あの、服が」
必死に声を絞り出すイサナミ。
ツムオは、パンツ一丁で座っていた。
ツムオは進退窮まっていた。そして興奮していた。
だが、今はそんなことを言っている場合ではない。早急に何とかしなければ、鉄格子の向こうで一晩過ごすことになる。
アベルさん!
ツムオはアベルに助けを求めた。
アベルはツムオから顔を背け、手で口元を抑えている。
あれ? これ、アベルさん笑ってない? なんか肩が小刻みに震えてるんだけど。
やばい。何がやばいって、こんな状況なのに興奮が止まらない。
あ、メイドさんの一人がスマホ持ってる。
あー、もう通報する。まだ早いんじゃないかな。
「ツムオさん!」
アベルの声がした。
その他
公開:19/03/26 18:27
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