春に懐古

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許し難いと思っていたことが実はそんなに大事ではなかったように、喧嘩別れしたままだった二人がこうして笑いあえているのも、不思議なことではないのだろう。

君に手を引かれ、桜並木の道を歩く。

風に舞う花びらが、君を素敵に彩る。

こんな日々があると昔のわたしに言っても、きっと信じてはくれない。
恋愛
公開:19/03/26 13:54

きざはしと同一人物。
140字小説を書きます。

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