憧れのバブル旅行
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黒電話は悩んでいた。
「これ、行ってみたいな〜」
今日、駅前で旅行パンフレットをもらった。気になってしかたがない。
「全てがキラキラしていたバブル時代! 華金体験ツアー」
ミラーボールの下で、派手な服を着て踊る女性の写真が載っている。「ボディコン」というらしい。
長年、俺は地味な人生を送ってきた。きらびやかな世界にずっと憧れていたんだ。
「よし、申し込もう!」
パンフレットの裏を見た。きっと連絡先が書いてあるはずだ。
「TEL:03-XXXX-XXXX」
今時ネットもないのかよ! 思ったその時、ふと気づく。
「俺、電話だった」
自分でダイヤルを回して連絡した。
「これ、行ってみたいな〜」
今日、駅前で旅行パンフレットをもらった。気になってしかたがない。
「全てがキラキラしていたバブル時代! 華金体験ツアー」
ミラーボールの下で、派手な服を着て踊る女性の写真が載っている。「ボディコン」というらしい。
長年、俺は地味な人生を送ってきた。きらびやかな世界にずっと憧れていたんだ。
「よし、申し込もう!」
パンフレットの裏を見た。きっと連絡先が書いてあるはずだ。
「TEL:03-XXXX-XXXX」
今時ネットもないのかよ! 思ったその時、ふと気づく。
「俺、電話だった」
自分でダイヤルを回して連絡した。
ファンタジー
公開:19/03/23 17:27
更新:19/03/23 20:57
更新:19/03/23 20:57
スクー
華金を楽しむ黒電話
短い物書き。
皆さんの「面白かったよ!」が何よりも励みになります。誰かの心に届く作品を書いていきたいです。
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