花神異聞~幻~

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「イ……イサナミ……?」
「イ、イサナキ! あんた、どうしてここへ!? まさか私を連れ出しに来たの!? それとも恥ずかしい姿を笑いに来たの!? それとも嘘でもいいから可愛い女の子にチヤホヤされたいと思ったの!? こうなったら、毎日ご主人様を1000人滅ぼすしか……!」
「いや、僕はただニニギに言われて……」

「こんにちはイサナミさ~ん」
「あ、お帰りなさいませご主人様~♡」
ささっとイサナミは新たな客の方へと駆け寄っていく。ポカンと取り残されるイサナ。
え、何この変わり身の早さ。
「ツムオさん、この前は誕生日プレゼントをありがとうございました。とても素敵なオルゴール」
「いや~そんなこと」
「ところで、今日はお一人じゃないんですね。そちらの方は?」
「ああ、そのオルゴールを買った骨董屋の店主でして……」

プロだ。
先ほどとは打って変わったイサナミの姿を見て、イサナは軽い戦慄を覚えた。
その他
公開:19/03/24 22:11
こんな感じで 特に ヤマも オチも イミもなく 続きます

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