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僕が幼い時から家で飼っていた、犬のジョンが死んだ。
物心ついた頃にはすでにそばにいて、ずっと一緒に過ごしてきた。
僕は一人っ子だったのでジョンといつも一緒にいたように思う。
「あんたたちまるで兄弟みたいね」と、母親が言うほどだった。
僕は小学生になり、中学生、高校生と成長して行ったけれど、ずっとずっとジョンと一緒に過ごした。
大学で初めて家を出て、就職も都会で決めたので、長くジョンと会えない日が続いた。
そんなある日の事、母親から涙声で電話があったのだ。
「ジョンが、ジョンが死んだのよ。誰かに心臓に杭を打ち込まれて……」
物心ついた頃にはすでにそばにいて、ずっと一緒に過ごしてきた。
僕は一人っ子だったのでジョンといつも一緒にいたように思う。
「あんたたちまるで兄弟みたいね」と、母親が言うほどだった。
僕は小学生になり、中学生、高校生と成長して行ったけれど、ずっとずっとジョンと一緒に過ごした。
大学で初めて家を出て、就職も都会で決めたので、長くジョンと会えない日が続いた。
そんなある日の事、母親から涙声で電話があったのだ。
「ジョンが、ジョンが死んだのよ。誰かに心臓に杭を打ち込まれて……」
その他
公開:19/03/24 17:22
もともとは漫画を描いていました。
漫画のアイデアを文字で書いているうちにショートショートも書くようになったんですよね。
名前はもちろんペンネーム。
実際にはない名字を考えました。
読みは、男の子気分の時は『いえにら・まさみ』
女の子気分の時は『いえにら・まみ』に変わります(笑)
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