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ウサギになった夢を見ていた。
それも月に住んでいるウサギだ。
ぴょーん、ぴょーんと足に少し力を入れるだけで低重力の月ではほんとに高くとび跳ねる事が出来る。
ぴょーん、ぴょーん。
高く跳ぶと遠くまで見渡せてとても気持ちがいい。
ぴょーん、ぴょーん、ぴよーん。
目が覚めるとベッドの上だった。
窓の外には青い空と木々の緑が広がっている。
そうか俺は地球に帰って来ていたのだ。
起き上がろうとしたけれど起き上がれなかった。
そしていやな事を思い出してしまった。
ドアが開いて人が入って来る。
「さあ、今日からは地獄の日々が続くことになりますよー」
ピチピチのトレーニングウエアを着て自分の体を見せびらかしているのか、筋肉隆々のトレーナーだった。
「なんだって月面基地勤務の間に日々の筋肉トレーニングをさぼったんですか?」
おれは筋肉の全く付いていない自分の腕を少し持ち上げた。
数秒しか耐えられなかった。
それも月に住んでいるウサギだ。
ぴょーん、ぴょーんと足に少し力を入れるだけで低重力の月ではほんとに高くとび跳ねる事が出来る。
ぴょーん、ぴょーん。
高く跳ぶと遠くまで見渡せてとても気持ちがいい。
ぴょーん、ぴょーん、ぴよーん。
目が覚めるとベッドの上だった。
窓の外には青い空と木々の緑が広がっている。
そうか俺は地球に帰って来ていたのだ。
起き上がろうとしたけれど起き上がれなかった。
そしていやな事を思い出してしまった。
ドアが開いて人が入って来る。
「さあ、今日からは地獄の日々が続くことになりますよー」
ピチピチのトレーニングウエアを着て自分の体を見せびらかしているのか、筋肉隆々のトレーナーだった。
「なんだって月面基地勤務の間に日々の筋肉トレーニングをさぼったんですか?」
おれは筋肉の全く付いていない自分の腕を少し持ち上げた。
数秒しか耐えられなかった。
SF
公開:19/03/22 18:06
更新:19/03/22 18:13
更新:19/03/22 18:13
もともとは漫画を描いていました。
漫画のアイデアを文字で書いているうちにショートショートも書くようになったんですよね。
名前はもちろんペンネーム。
実際にはない名字を考えました。
読みは、男の子気分の時は『いえにら・まさみ』
女の子気分の時は『いえにら・まみ』に変わります(笑)
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