No.134 リスペクトとオマージュ

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リスペクトとオマージュが互いに譲りあっている。

「どうぞお先に」「いえいえあなたこそ」

「これ貰ってもらわないと困るから」「こんな所で…引っ込めて頂戴」

何か親戚のおばちゃん同士のお会計時の会話みたくなっている。

まずリスペクトが毅然として会見する。

「私がリスペクトしているのは、あの偉大なビー…」突然ピーという消音が入る。

「商標権上問題です」顧問弁護士からキツい一言。

「私のオマージュ作品はスティーブンス…」ピー。警告音が又鳴る。弁護士はあきれ顔だ。


「ちょっと待ったー」記者会見場の扉を開け1人の大物が入って来る。『インスパイアー』とネームをつけている。

会場内の記者たちはインスパイアーが同業者だと気付く。

インスパイアーは質問する。

「好きな映画は?」

「えーと インタビュー ウイズ ヴァンパイ…」あ~~。インタビュアーたちは血で血を争う展開に巻き込まれた。
ホラー
公開:19/03/22 08:19
更新:19/06/15 20:21
インスパイアーの噛みつき インタビューのおかげで 会場内の人々が 皆ヴァンパイアとなった事は 言うまでもない

ゆっち( 北海道 )

星新一さんを尊敬しています。ショートショートが大好きな気持ちは永遠です。
 

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