まさかぁ

3
6

会社の昼休み。
気になる彼女とオセロをすることに
なった。今の状況は、お互いに2つの角を取っていて盤上の枚数は半々といったところだ。空いているマスはあと7つ。パチリ。彼女が1マスを埋め、5枚の石が色を変えた。あと3回ずつマスを埋められる。僕はこのゲームに人生をかけてみた。盤上を見つめている彼女の事は入社からずっと好きだった。このゲームでこの関係に白黒つけたい。パチリ。僕は1マス埋め7枚の石の色を変えた。このゲームに勝てば僕は彼女にコクり、負ければ思いは伝えない。コクる言葉は考えてある。パチリ。彼女が1マス埋め7枚の石の色を変えた。あと2回ずつ。ふーと息を吐き出し、パチリと1マス埋めた。すぐに彼女がパチリと石を置く。残り2つのマス。1つは僕が勝つマス。もう1つは負けるマス...あれ?僕が勝つ?2つとも。何故?いつ?まさか彼女は僕が勝つとコクる事を...知ってる⁈まさかぁ。まさかぁ。
その他
公開:19/03/19 20:20

まりたま

いつか絵本を1冊出せたら...
そう思いながら書いてます。
少しだけホッコリしていただければ嬉しいです。
でも、たまにブラックも書きますけど。

コメント投稿フォーム

違反報告連絡フォーム


お名前

違反の内容