迷えるおじさん

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俺34歳。微妙なお年頃。
いつからだろう、高校球児が自分より年下に見えたのは。当たり前だが警察官も俺より下なんだよなぁ…

すると、道路の隅でバーコードのおじさんが倒れていた。
「もしもし?大丈夫ですか?」
「君は私が見えるのかい?」
「えっ?霊ですかっ!」たじろぐ俺。
「いや、こう見えて妖精。こういう者です」名刺を俺に差し出す。名刺には[妖精係長 おじさん]と書いてあった。涼しげな髪型からして部長の風格漂うが、係長だった。
「私は迷えるおじさんを救う妖精です。私に会うとおじさんなんだなって受け入れる事ができます。ホイ」
俺は野球場のマウンドに立っていた。周りは若い選手、満身創痍、今日で引退しよう。。

ーー「どうでした?もうお兄さんじゃないですよ」
「はい、ズーンと歳を感じました」
「喫茶店のおしぼりで顔を拭くと悟りやすいですよ」
おじさんの妖精はそう言うとネクタイを頭に巻いて消えた。
その他
公開:19/03/19 23:37
更新:19/03/20 10:56
おじさん祭り

さささ ゆゆ( 神奈川 )

「漢方ショートショート」シリーズを始めました!

漢方に関する本は色々とありますが、「漢方ショートショート」は不思議な話に漢方を織り交ぜて、不思議な話から皆さんの記憶に残る「漢方養生」を伝えていきたいと思います!
楽しく、健康になろう♪がコンセプトです。
よろしくお願いします!

その他のショートショートも、もちろんやってます!
お楽しみ下さい!楽しいも怖いも不思議もごちゃ混ぜは変わらずです!

Twitter:さささ ゆゆ@sa3_yu2





 

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