縋るあなたに

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眠れない夜に交わした指切りを、わたしは今、破ろうとしているのだろうか。

誰より慕った彼女の見せた涙に、わたしは呼吸を苦しくする。

此処にいてと、ずっといてと背を掴む彼女の手が震えていることを、わたしは知っている。

何をどうすればふたりは救われるのか、それさえ分からず心は大袈裟に揺れる。
その他
公開:19/03/18 09:19

きざはしと同一人物。
140字小説を書きます。

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