昔話(サンタクロース風)

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昔々、ある所にサンタクロースのお爺さんとお婆さんがいました。
お爺さんのサンタクロースは山に芝刈りに、お婆さんのサンタクロースは川に洗濯に出かけます。
ある日、お婆さんがいつものように川で洗濯をしていると、川上から大きなプレゼントがどんぶらこっこどんぶらこっこと流れてきます。それを見たお婆さんは、大喜びで大きなプレゼントを持って帰り、お爺さんに見せると、二人で食べようかと包丁で二つに切りました。
すると、中から、玉のようなイエスキリストが産まれました。
大きくなったイエスキリストは犬と猿とキジをプレゼントで手懐けて、鬼ヶ島に渡り、往復ビンタをくらいながらも鬼たちに話しかけ、話を聞いた鬼たちは今までの行いを悔い改めたそうです。

今では人気者のイエスキリストですが、お爺さんとお婆さんがいつまでも自分の事をプレゼント太郎と呼ぶのが少し不満です。

めでたしめでたし。
その他
公開:19/03/17 21:20

長井四六九( 日本 )

面白い話を書きたいものです。

でも、上手く書こうとすると全然書けませんね。これがZENなのかなぁ 全然だけに (*´-`)

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