さよならなんて

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突然わたしの世界に現れたあなたは無邪気にわたしの手を引いて一緒に行こうと言った。

歩くことを忘れていたわたしの辿々しい足取りにも文句ひとつ言わず足並みを揃えてくれた。

あなたと進んで広がっていったわたしの世界であなたは微笑んでわたしのおでこにキスをする。

これでお別れだよなんて言って。
青春
公開:19/03/16 07:36

きざはしと同一人物。
140字小説を書きます。

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