自信雲
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空を見上げて「うわっ」と驚いた。
雲が異様に低い。
今日は15社目の就職面接だった。
昨今は売り手市場だ、なんて聞くが、やっぱり人気のある会社は凄まじい競争だ。
周りの受験者は自信満々に大学での研究成果やサークル活動について話している。僕と言えば、自慢できることなんて何もない。
面接が終わって、あまりの出来の酷さに俯いて歩いていて、ふと空模様を見たらこの雲の低さである。
「まるで僕の気持ちみたいだ」
なんてポエムみたいかな?
でも流石にそんなことも思っちゃうよ。
そんな自虐にも似たことを考えていたら、スマートフォンにメールが入った。
送信先はさっきの会社。そういえば今日中には結果が来るなんて言ってたっけ。
メールを見た瞬間。
もう一度空を見上げた。
雲が少しだけ高い位置に移り、隙間から日の光が僕目掛けて降ってきた。
雲が異様に低い。
今日は15社目の就職面接だった。
昨今は売り手市場だ、なんて聞くが、やっぱり人気のある会社は凄まじい競争だ。
周りの受験者は自信満々に大学での研究成果やサークル活動について話している。僕と言えば、自慢できることなんて何もない。
面接が終わって、あまりの出来の酷さに俯いて歩いていて、ふと空模様を見たらこの雲の低さである。
「まるで僕の気持ちみたいだ」
なんてポエムみたいかな?
でも流石にそんなことも思っちゃうよ。
そんな自虐にも似たことを考えていたら、スマートフォンにメールが入った。
送信先はさっきの会社。そういえば今日中には結果が来るなんて言ってたっけ。
メールを見た瞬間。
もう一度空を見上げた。
雲が少しだけ高い位置に移り、隙間から日の光が僕目掛けて降ってきた。
ファンタジー
公開:19/03/15 00:19
ぽやぽやと思い付いた物語を書いております。素晴らしい作者の皆様の作品を読みながら勉強中の万年初心者。よろしくお願いいたします。
マイペースに投稿再開していければ良いなぁと思ふ今日この頃。
不勉強なもので、もしどなたかの作品と似た内容を投稿してしまっていた場合はご指摘頂けますと幸いです。
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