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今にして思えばこれはそう、一目惚れとかいうあれだった。

藤棚の下、君の無邪気な笑顔に幼いだけだった心を奪われてしまったんだ。

君は今日もあのときと変わりない笑顔で僕の隣に居てくれる。

それが僕にとってどんなに幸福なことか、きっと君は知らない。

藤の花が君の背後で風に揺れる。

僕は恋に酔う。
恋愛
公開:19/03/12 07:48

きざはしと同一人物。
140字小説を書きます。

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