もう

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私の人生に君という存在の必要性が見つからないのに、それでも私の人生に居てほしいと思うのは何故だろう。

膝の上でうたた寝していた君が寝ぼけ眼で屈託無く笑う。

私の顔に手を伸ばし輪郭をなぞるように撫でる。

それがなんとも愛しくて辛くなる。

ねえ。

君無しでは生きられない私にした責任を取ってよ。
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公開:19/03/12 07:45

きざはしと同一人物。
140字小説を書きます。

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