初恋

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知らないうちに出来ていた傷が疼いたときみたいに、胸のここのところが気持ち悪くてしようがないんだ。

いつも通りの君のその笑顔を眺めていたら治るかなってちょっと期待したけど、だめだったんだ。

君から隠れて蹲る。

だってこんな情けないところ見せられないから。

そうだ、これは確か恋というやつだ。
青春
公開:19/03/13 07:11

きざはしと同一人物。
140字小説を書きます。

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