ひととき

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それはちょっと妬いちゃうなあ、なんて貴方が茶化した笑顔で言うものだから冗談だと思って曖昧に微笑む。

そうしたら貴方は私を手元に引き寄せて胸元にすっぽりと収めてしまう。

耳にかかる吐息が熱くてあわあわしてしまう私の肩に貴方の顎が降りてため息を吐かれる。

君への言葉は全部本音なんだけどな。
恋愛
公開:19/03/11 07:44

きざはしと同一人物。
140字小説を書きます。

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