夏恋

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左の目蓋が今も熱を持っているのがわたしが未だあなたを想っている何よりの証拠だった。

わたしの中で想いという名の陽炎が揺れてわたしを溶かしてしまおうとする。

足下に散らばった数多の星屑はわたしがこぼした涙の数。

滲む世界の果てにあなたは今も未だいるのでしょうか。

夏が過ぎ去ろうとしていた。
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公開:19/03/09 00:26

きざはしと同一人物。
140字小説を書きます。

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