思い出になりきれず

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隠そうとすれば隠そうとするほど溢れてしまう気持ちはたぶんきっと世界には邪魔でしかない。

忘れられない日々を捨てきれない想いを誰か代わりに貰ってはくれないだろうか。

薔薇の棘が心の裏に刺さってしまってどうしようもなく痛むのだ。

視線の先で番の雀が鳴く。

幼かったふたりのように愛らしく鳴く。
恋愛
公開:19/03/10 09:14

きざはしと同一人物。
140字小説を書きます。

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