コインランドリー
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明日に大学の入学式を控え、僕の心は沈んでいた。
やはり、滑り止めの大学なんかにせず、浪人すれば良かった。
気晴らしにアパート周辺を散策していると、駅の近くで小さなコインランドリーを発見した。
看板に[お一人様、一回限り!無料!!]と大きな字で書いてある。
無料なら今度利用してみようかなと思いつつ、何気無く中へ入ったとたん、頭上から大量の水が降って来た。
間髪入れず、今度は、大量の洗剤がー。
そして、「ピッ」という機械音が聴こえ、僕の記憶は途絶えた。
気が付いた時、僕はコインランドリーの前に立っていた。
ずぶ濡れになったはずなのに、髪も服も全く濡れていない。
でも、なんだか、とっても清清しい気分だ。
僕は、色落ちしたデニムジャケットを脱いで腰に巻き付け、軽快な足取りでもと来た道を帰った。
やはり、滑り止めの大学なんかにせず、浪人すれば良かった。
気晴らしにアパート周辺を散策していると、駅の近くで小さなコインランドリーを発見した。
看板に[お一人様、一回限り!無料!!]と大きな字で書いてある。
無料なら今度利用してみようかなと思いつつ、何気無く中へ入ったとたん、頭上から大量の水が降って来た。
間髪入れず、今度は、大量の洗剤がー。
そして、「ピッ」という機械音が聴こえ、僕の記憶は途絶えた。
気が付いた時、僕はコインランドリーの前に立っていた。
ずぶ濡れになったはずなのに、髪も服も全く濡れていない。
でも、なんだか、とっても清清しい気分だ。
僕は、色落ちしたデニムジャケットを脱いで腰に巻き付け、軽快な足取りでもと来た道を帰った。
ファンタジー
公開:19/03/07 10:55
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