新生活

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「聞きましたかミカ先生。最近変質者がよく出るそうですよ」
ロミ先生は、彼女自作の弁当を食べながら言った。昼休みの職員室。お茶を配っている先生もいる。
困ったものだ、とミカは思う。
変態行為を他人に見せつけるなど言語道断。人間の風上にも置けない。僕を見習って欲しいものだ。

ミカは今日、ジャージの下に網タイツをはいていた。

変態とは紳士の嗜み。決して他人に見せるものではないのだ。
すると、ロミ先生が言った。
「あら、ミカ先生ジャージが解れてますよ。直して差し上げますからここで脱いで下さい」
「!」
「ミカ先生お茶が入り、きゃあ! ごめんなさい、ジャージにお茶が! 洗って乾かしますので今すぐ脱いで下さい」
「!!」
「先生方、特に意味はありませんが今から身体検査をしますので、服を脱いで保健室に集合して下さい」
「!!!」

ミカことツムオは進退窮まっていた。

そして興奮していた。
その他
公開:19/03/05 19:00
更新:19/03/05 18:56
姓がミカで名がツムオ デビュー後 その後って こういう意味じゃないと思うけど

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