君よ

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君をこの手で守りたいのに僕が不甲斐ないばかりに守りきれなくて、それなのに君はそんな僕でも大好きだと笑ってくれる。

隣に居るだけでいいのだと笑ってくれる。

ねえ、君は僕が君にどれだけ救われているのか、きっとちっとも解っていないよね。

無邪気に差し出された手に手を重ね、君をぎゅっと掴んだ。
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公開:19/02/25 08:29

きざはしと同一人物。
140字小説を書きます。

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