しんせい‐かつ【新生活】

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名詞 新生存活動の略。
死の直後から中陰の間に半自動的に生じる存在態の活動。半自動的であることから「天生活動(天活)」「転生活動(転活)」と呼ぶ場合もある。
←→解活。成活。
例文「善哉居士はまた悟れず―に入ったやうだ」(阿法弥羅経 第七 摩帝更迭品)

参考 仏教は総じて「輪廻」を説き、一切の修行活動(修活)は輪廻活動(輪活)からの解脱活動(解活)または成仏活動(成活)とされている。
死後、―に入るか解活に入るかは、原則的に生前活動(生活)の修活達成率によって定まっているが、一部の宗派及びチベット密教のグル派に於いては、死の直後からの導師の呼びかけによる活動(導活)を主とする援助活動(援活)によっても解脱は可能とされ、よしんば解脱に到らなかった場合にも、なるべく霊長類に近い存在形態に導く活動(猿活)が可能だとする。

いずれの場合も―は、非常に否定的意味合いに於いて用いられる言葉である。
その他
公開:19/02/24 19:48
更新:19/02/24 22:02

新出既出

星新一さんのようにかっちりと書く素養に乏しく、
川端康成さんの「掌の小説」のように書ければと思うので、
ショートショートとはズレているのかもしれないです。
オチ、どんでん返し、胸のすく結末。はありません。
400文字、おつきあいいただければ幸いです。

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