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幼い頃から絵を描くことが好きだった。
家に帰ってからも
学校の休み時間も
暇さえあれば絵を描いていた。

「いつか、人々の心を動かすような絵を描きたい」というのが僕の夢だった。

だが、現実は厳しい。
僕はアルバイトをして生計を立てながら絵を描き続けていた。

そんな時、1人の男と出会った。
その男は、宗教家だった。
男は「自分の持つ思想でこの国を変える」と言った。
浮世離れした人だな、と思った。
でもなぜか、妙に心を掴まれた。
僕は微力ながら彼の手伝いをしつつ、絵を描き続けていた。

そんな時、彼がたまたま僕の絵を見て「これだ」と言った。

僕の絵はプロパガンダポスターとして使われた。
それを見て、多くの人が彼の下にやってきた。
僕の絵が、その人たちの心を動かしたのだ。

彼のおかげで、僕の夢は叶った。
次は僕が、彼の願いを叶える番だ。

どんな手段を使っても、この国を変えてやる。
ミステリー・推理
公開:19/02/20 23:38

坂尾 のぼる( 愛知 )

毎日1本、短編を書くのを目標に再度始めました。
暇なときにでもご一読ください。

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