燃え尽きて、記憶が壁画に生まれ変わる

0
6

命がある限り、私達、星座は踊り続ける。

デルフィヌスの夢が近づくにつれて、他の星座が忘れ去れる記憶が存在するというのなら、そこに愛は住んでいない。

夜空を見上げる度に、起こる奇跡のあとを指で辿って、行き着く先が、輪廻の先端だと言うのなら、私達は、幻想にとらわれながら、実在する世界で息を殺している。

私達は、天からの贈り物であり、誰に望まれて息をしているのか分からなくなる。
その時、星が動き出して、身体をよじらせては人生の業火を囲って、喜びを再現しているんだ。
その他
公開:19/05/16 23:52

神代博志( グスク )









 

コメントはありません

コメント投稿フォーム

違反報告連絡フォーム


お名前

違反の内容