揺れ惑う

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揺れ惑っていたのはわたしの瞳ではなくわたしからは見えないあなたの心だった。

わたしという存在すら拒むように視線を逸らすあなたの大きく反った手をなりふり構わず掴んで思いのままに言葉をぶつける。

目をかっ開いたあなたはわたしの本物を偽物だとつぶやく。

傷ついた表情でぜんぶ嘘だと吐き捨てる。
恋愛
公開:19/05/15 10:10

きざはしと同一人物。
140字小説を書きます。

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