マーメイド
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夜の繁華街。
「お兄さん、どうです?遊んでいきませんか?いい子いますよ」
店頭の看板には「マーメイド」と書かれている。
「どんな子がいるんだい?」
「当店にはですね、店名のとおり、マーメイドがいるんですよ」
マーメイド?
「そうですとも。体半分が人間で、もう半分が魚の…とっても可愛いですよ。嘘は言いません」
「それじゃ、遊んで行こうかな?」
「では前金で…ありがとうございます!カーテンの向こうに、マーメイドちゃんが待っています。お時間まで、ごゆっくりとお楽しみ下さい」
カーテンが開いた。
やられた!
確かに客引きの言葉に嘘はなかった。しかし、そこに立っていたのは、上半身が魚で、下半身が人間の…半魚人だった。
「お兄さん、どうです?遊んでいきませんか?いい子いますよ」
店頭の看板には「マーメイド」と書かれている。
「どんな子がいるんだい?」
「当店にはですね、店名のとおり、マーメイドがいるんですよ」
マーメイド?
「そうですとも。体半分が人間で、もう半分が魚の…とっても可愛いですよ。嘘は言いません」
「それじゃ、遊んで行こうかな?」
「では前金で…ありがとうございます!カーテンの向こうに、マーメイドちゃんが待っています。お時間まで、ごゆっくりとお楽しみ下さい」
カーテンが開いた。
やられた!
確かに客引きの言葉に嘘はなかった。しかし、そこに立っていたのは、上半身が魚で、下半身が人間の…半魚人だった。
ファンタジー
公開:19/05/13 22:44
黒柴田マリと申します。ショートショート、大好きです。あと、リンゴも大好きです。
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