クレヨンのドラフト

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仕事で使用しているクレヨンの箱を開けると、知らない色が入っていた。
あまり使っていなかった色が違う色に変わっているのだ。
なかなか使い勝手が良さそうな色ではある。
確かに以前「この色全然使わないな~」とポツリこぼした記憶がある。
その色は戦力外通告されたのだろうか。
しかし、こうして全体を眺めていると物足りないというか寂しいもんだ。
いるといないでは大違いなんだなぁと独り言を言いながら仕事を始めた。
それから別の日。
私は呆然と箱を眺めていた。
独り言をどこかで聞いていて、また選手起用が増えると思ったのか、今度はトレードに出されたあの色が箱いっぱいに溢れかえっていた。
ファンタジー
公開:19/05/12 06:40
更新:19/05/13 10:02

林 孝光( 東京 )

1日1作、昼の12時頃に投稿しています。

普段は四コマ漫画を描いたり、イラストを描いて遊んでいます。

趣味はジャズピアノです。

ショートショートは中学生の時に筒井康隆先生に出会って衝撃を受けて、星新一先生、藤子F不二雄先生と手を伸ばして読み漁り自分なりに執筆をしていました。

よろしくお願いします❣️

ショートショートの漫画も執筆しています。

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