人類進化レポート

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誰かが言った。光合成で生きていくことが出来れば…と。
それは尤もだ。もし、人が光合成で生きていけるようになれば食糧問題は解決したも同然だ。
私は人が光合成で生きていくことが出来ないか研究を始めた。
結果、それは成功した。
詳細は極秘であるため多くは語れないが、それは人体にいくらかの変化をもたらすものの、日常生活を送るに不便はあまりなかった。

変化その1。皮膚が緑色になった。ナメック星人みたくなった…と言えばわかりやすいだろう。
しかしこれは光合成するのに必要なことだ。受け止めてくれ。
変化その2。光の吸収をよくするため、頭頂部が禿げ上がった。見事にツルツルである。
しかしこれも光合成するのに必要なことだ。受け止めてくれ。

私は自分の体を使い光合成できる人類の第1号となった。
世界が私を称賛した。しかし、母国の反応は冷たかった。
「まるでカッパwww」
私の研究…母国ではバカにされた…
公開:19/05/06 18:21
更新:19/05/06 19:02

幸運な野良猫

元・パンスト和尚。2019年7月9日。試しに名前変更。
元・魔法動物フィジカルパンダ。2020年3月21日。話の流れで名前変更。
元・どんぐり三等兵。2021年2月22日。猫の日にちなんで名前変更。

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