出れない扉

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私は夢を見ているようだ。
感覚でわかる。
暑くもない、日差しの眩しい炎天下にいる。
ソーダがあるので買って飲む。液体の喉ごしもなく味がない。
やはり夢だ。
私は1人、冷めた感覚で夢を散策することにした。
懐かしい景色だ。でも何処だかわからない。ボーとしてたら転びそうになる。すると男性が私の肩を抱き、転倒するのを防いでくれた。
「すいません」
「大丈夫?◯◯ちゃん」
なんでこの人私の名前知ってるのだろう?
顔を見ると顔がなかった。
いや、もっと怖かったのは、温かい実在の男性の手の触感があった事だ。

逃げたい!

扉がある。開ける!
大きな女湯に私はいる。いつのまにか裸だ。服はどこ?脱衣所に行く。さっきの男が私の服を持っている。私はいつのまにか手にしたバスタオルを羽織って女湯出口の引戸を開けた!

私は自分の布団の中にいた。

「おはよう」
振り向くと、顔のない男は私が振った男の顔になった。
ホラー
公開:19/05/03 22:33
更新:19/05/03 22:34
扉の夢 新出既出さん課題

さささ ゆゆ( 神奈川 )

面白いも怖いも不思議もごちゃまぜ♪

1つ1つ味付けが違います!

色々な味をお試しくださいませ☆

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さささ ゆゆ@sa3_yu2





 

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