汚れて

0
3

この目で骸を見たわけでもないのにその死を受け容れるなんて器用な真似ができる人間に見える?

泥だらけの感情を洗濯物とともに泡で擦って落とそうとするけれど募り募ったこの汚れは簡単には落ちてくれない。

せめて空が陰ってくれたならあなたを待つことも今日はやめたのに。

陽気な気候に嗚咽が落ちた。
ファンタジー
公開:19/04/21 08:07

きざはしと同一人物。
140字小説を書きます。

コメントはありません

コメント投稿フォーム

違反報告連絡フォーム


お名前

違反の内容