one and only

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いつもと変わらぬ朝。
キッチンからは、珈琲とトーストの匂い。そして、鼻歌。

あくびを一つ。そのとき、薬指に違和感を感じた。薬指見ると指輪が…。

「起きた?朝ごはんできたよ」
「指輪…」
「あ、気付いた?ずっと一緒にいたいから。覚悟」
「え、、?!」
「俺と結婚してくれませんか?」
嬉し涙が頬を伝う。
「は、はい…」


「裏にさ、文字入れたんだ」
気恥ずかしそうにあなたは言った。
指輪の裏に刻まれた文字を読もうとすると、耳元で…。
「“one and only ”、誰よりも愛する人って意味」
あなたはそう言って、微笑った。


片思いが両想いになって、恋が愛に変わって…。
そして、いつもと変わらぬ朝が…特別な朝に変わった。
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公開:19/04/20 21:31
更新:19/04/23 20:36
結婚祭り one and only ぱせりんさん おめでとうございます

すみれ( 群馬県 )

書くこと、読むことが大好きな大学2年生です。
青空に浮かぶ白い雲のように、のんびり紡いでいます。

Twitter @sumire_ssg 

11月の目標
たったひとりに届くように。

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