別るる
0
4
いつかという遠い日だったはずのその時が今は目の前にあるということにやっと気がつく。
繋いでいた手が離れて優しいその手の平はさようならを笑顔で告げる。
それに振り返すべきだと分かっているのに手は動かなくてあなたを困らせてしまう。
取り残されてしまうようで怖いと泣きじゃくり惑わせてしまう。
繋いでいた手が離れて優しいその手の平はさようならを笑顔で告げる。
それに振り返すべきだと分かっているのに手は動かなくてあなたを困らせてしまう。
取り残されてしまうようで怖いと泣きじゃくり惑わせてしまう。
恋愛
公開:19/04/22 06:45
きざはしと同一人物。
140字小説を書きます。
コメントはありません
ログインするとコメントを投稿できます