呪い

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許されぬ恋をした。

儚く散るが運命な恋だった。

けれど美しい思い出となればそれでいいと思えるような恋だった。

あなたの綺麗な指を両手で掴まえてそっと口付ける。

まるで何かの呪いをかけるように口付ける。

噫でも確かにこれは呪いなのかもしれない。

この恋を忘れないでほしいという呪いかもしれない。
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公開:19/04/22 06:44

きざはしと同一人物。
140字小説を書きます。

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