監獄島_(7)
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ヤスが率いる熊狩り班が戻ってきた。
レンジャーの知識があるヤスは足跡などを頼りに熊を追い詰めたが
あと一歩というところで逃げられたらしい。
「川を渡られたら追跡できん。食料も尽きたから戻ってきた」
問題なのが、手負いの獣はリミッターが外れた状態のため
文字通りの「死闘」になることらしい。
朗報もあった。今まで我関せずだった政府が今回は手を貸してくれるらしい。
猟銃を持った専門のハンターを派遣してくれるとのこと。
「急に手のひら返した対応だねえ、何かがあるんじゃないか?」とエミ
「よくわからんが、大規模な人員調整が行われたらしい。まあこの際悪魔の助けでも欲しいぜ」
なので方針を替え、ハンターが熊を狩るまで村を重点的に守ることになった。
「いいか! 熊が刈られるまで油断するなよ! 手元に武器を置いておけ!」
気が緩む私たちをヤスが一喝する。
ヤスの言葉どおり、この日の夜に熊が村を襲撃した。
レンジャーの知識があるヤスは足跡などを頼りに熊を追い詰めたが
あと一歩というところで逃げられたらしい。
「川を渡られたら追跡できん。食料も尽きたから戻ってきた」
問題なのが、手負いの獣はリミッターが外れた状態のため
文字通りの「死闘」になることらしい。
朗報もあった。今まで我関せずだった政府が今回は手を貸してくれるらしい。
猟銃を持った専門のハンターを派遣してくれるとのこと。
「急に手のひら返した対応だねえ、何かがあるんじゃないか?」とエミ
「よくわからんが、大規模な人員調整が行われたらしい。まあこの際悪魔の助けでも欲しいぜ」
なので方針を替え、ハンターが熊を狩るまで村を重点的に守ることになった。
「いいか! 熊が刈られるまで油断するなよ! 手元に武器を置いておけ!」
気が緩む私たちをヤスが一喝する。
ヤスの言葉どおり、この日の夜に熊が村を襲撃した。
ミステリー・推理
公開:19/04/20 17:16
ぼちぼちやっていこうと思います。
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