激辛カレーのお店
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「俺、激辛3の食べ放題ね」
「俺は激辛2の食べ放題!」
「激辛5で食べ放題ちょうだい!」
お〜と友達がうなる。
「であんたは?」と店のおばちゃんが聞いてきた。
白の三角巾にフリル付き白い割烹着。割烹着にはカレーのシミが至る所についていて長年の仕事ぶりがよく分かる。少し小太りで笑うと奥歯の銀歯が目立ち、昭和のお母さんといった風貌だ。
「僕はあんまり辛いの苦手なんだよね」と言うと「なら、アメリカンにしな」と。アメリカン?と不思議顔していると「薄味だよ」とおばちゃんは言った。「あぁ〜じゃあそれで」「ご飯はどうする?大盛りだとプラス200円、食べ放題だとプラス150円ね」
またまた僕は「?」の不思議顔。
「激辛食べる前はこう肩に力入るだろう。リラックスしなよってね。ユーモアだよユーモア」とおばちゃんはウインクして不思議な価格設定を説明してくれた。
「俺は激辛2の食べ放題!」
「激辛5で食べ放題ちょうだい!」
お〜と友達がうなる。
「であんたは?」と店のおばちゃんが聞いてきた。
白の三角巾にフリル付き白い割烹着。割烹着にはカレーのシミが至る所についていて長年の仕事ぶりがよく分かる。少し小太りで笑うと奥歯の銀歯が目立ち、昭和のお母さんといった風貌だ。
「僕はあんまり辛いの苦手なんだよね」と言うと「なら、アメリカンにしな」と。アメリカン?と不思議顔していると「薄味だよ」とおばちゃんは言った。「あぁ〜じゃあそれで」「ご飯はどうする?大盛りだとプラス200円、食べ放題だとプラス150円ね」
またまた僕は「?」の不思議顔。
「激辛食べる前はこう肩に力入るだろう。リラックスしなよってね。ユーモアだよユーモア」とおばちゃんはウインクして不思議な価格設定を説明してくれた。
その他
公開:19/04/20 21:00
いつか絵本を1冊出せたら...
そう思いながら書いてます。
少しだけホッコリしていただければ嬉しいです。
でも、たまにブラックも書きますけど。
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