再会

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久しぶりのこの感覚。

ふわりと花のような優しい香りが鼻を擽り心地良い温もりが私を包む。

ついにお釈迦になってしまったのね。

なんて他人事のように思っていると貴女が微笑んでおかえりなさいと囁く。

それがなんとも愛しくて犬っころを撫で回すようにその頭を撫でた私に貴女は無邪気な笑い声を上げた。
その他
公開:19/04/18 08:57

きざはしと同一人物。
140字小説を書きます。

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