貴女

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恋にも似た感情に名前を付けるとしたらそれは愛だろうか。

今でも手に取るように覚えているあなたを想うと未だ人知れず涙を流してしまう。

あなたと生き抜いた時間はまるでひとときの夢のようだった。

記憶の片隅で羨ましいほど天真爛漫なあなたが笑う。

私に向かって大声でわたしは此処にいるわと言った。
その他
公開:19/04/18 08:56

きざはしと同一人物。
140字小説を書きます。

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