あの頃のように

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何も知らなかった子どもの頃のように、

聴きたい言葉はそんなものじゃないと大声を上げて怒れたなら、

そうだったなら良かったのになって、

あなたのか細い言葉に黙って首を振る。

いつからわたしはこんなにも臆病になってしまったのだろう。

哀しいと苦しいとあなたに伝えられなくなってしまったんだろう。
ファンタジー
公開:19/04/15 08:01

きざはしと同一人物。
140字小説を書きます。

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